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SUPER SHOT4ジャケット表一_Blog用
リミックスアルバム『SUPER SHOT』シリーズの最新作『SUPER SHOT4』収録曲の詳細レビューですが、新たに1曲ご紹介させて頂きます!
今回、ご紹介するのは8曲目に収録されているキンカクジ (DJ Shimamura’s D’N’B Remix)です!
08 キンカクジ (DJ Shimamura’s D’N’B Remix)/威闘華鳴乎(ゲンツキ)
『アザナエル』主題歌

『装甲悪鬼村正』『スマガ』他のゲームの他、小説『Fate/Zero』や旋風を巻き起こしているスーパーそに子など、これまで様々なコンテンツを生み出してきたニトロプラス
2010年12月17日に、そのニトロプラスから発売された秋葉原を舞台にしたガンカケADV『アザナエル』の主題歌「キンカクジ」は、ハードなエレキギターが唸る疾走感全開のロックナンバー。
ニトロプラスの数々の楽曲を歌ってきたいとうかなこさんが『アザナエル』の為に結成したコンセプトバンド“威闘華鳴乎”(ゲンツキ)によるロック・ナンバー「キンカクジ」を聴いた時、ロック系のドラムンベースにリミックスしたいという強い想いに駆られました。
ところで、クラブトラック メーカーとして海外にまでその名を轟かすSHOT MUSICの”Mixmaster”DJ Shimamuraですが、ハードコアのみならずドラムンベースもその制作フィールドに収めています。
SHOT MUSICでは、『SUPER SHOT2』に収録された『77 ~And, two stars meet again~』オープニングテーマ曲「STAR LEGEND」のリミックスや、『ULTRA RELOAD Vol.1 feat. あかべぇそふとつぅ』に収録された「車輪の国、向日葵の少女」オープニングテーマ「紅空恋歌」のリミックスなどで、ドラムンベース リミックスを披露しています。
テクノやボサノヴァ、ジャズ、あるいはソフトなリキッド・ファンクなど様々な方向に進化を続けているドラムンベースですが、「キンカクジ」のリミックスに関しては、原曲のテイストを上手く引き出すべくロック系ドラムンベースへのリミックスを依頼。
過去のリミックスではインテリジェンス溢れるエモーショナルなドラムンベースを制作してきたDJ Shimamura、自身としても初となるロック系のドラムンベースに挑んだ今回のリミックス、Pendulumを髣髴とさせるパンクなドラムンベースへと完璧に仕上げました!
7曲目のChange&Chance! (JAKAZiD’s Noble☆Rework)がSEを煌めかせながら去った後、アーメンブレイク系のシャカシャカ鳴るリズムとエレキギターが絡みあったサウンドが飛び出し、キンカクジ (DJ Shimamura’s D’N’B Remix)がスタート!
オリジナル・バージョンと同じ出だしのギターフレーズを使うことによりオリジナル・バージョンへのリスペクトを表明しつつ、そこにブレイクビ―ツを混ぜることにより別の世界をさりげなく匂わせるという、DJ Shimamuraの緻密な計算が早速盛り込まれます。
スタートと同時に広がったSEがゆっくりと降りて行く中、0:11からは「ゴー!レッツゴー!」のコールがスタートし、同時にシンセのメロディーがゆっくりと立ち上がってきます。
徐々にテンションが上がってきたところで、0:21からバシっと響き渡るドラムンベースのキックがスタート!
この本場UK直系のドラムンベースのキック、この極上の響き、もうたまりません!
そして、当初は女性だけだったコールにこのタイミングから男性もコーラスに参加。
さらにリバーブが掛かったピアノがゆったりと鳴り始めます。
ハードなキックが響き渡る中、「ゴー!レッツゴー!」のコーラスをアクセントにしながら、ピアノが残響を響かせ包み込むという極上の空間、このグルーブ感しびれます!
ピアノが徐々に大きくなっていき、やがてコーラスを覆い尽くした直後、一拍置いた後に鳴る大きなキックを合図にブレイクに突入。
左右でゆったりと奏でるピアノが響き、天国仕様の極上サウンドが別天地へと誘います。
そんな中、0:53からボーカルが満を持してスタート。
リバーブをたっぷり効かせたピアノが響く中、ピアノの倍速で畳み掛けるように歌うゲンツキ。
速いボーカルに、ゆったりとしたサウンドをぶつけるという、普通は思い付かないところを攻めるDJ Shimamuraの人知を超えた発想力、鳥肌が立ちました。
1:15から始まるサビの個所では、ボーカルのスピードに合わせた速いリズムが加わりペースは上がりますが、ドラムンベースのもう一つ代名詞である重低音ベースは、ここに至ってもまだ出てきません。
サビの終盤に向けて音階を上げて行くシンセが登場しグングン盛り上げて行き、キックの連打でテンションもピークに。
「答えは後だ」の個所でリズムが完全に消え、一呼吸置いたところで、UKドラムンベース直系のウネリまくる重低音ベースが遂に登場!
しかも、二種類の異なる音色のベースを交互に繰り出すという、ロック系ドラムンベースで使われる最新手法が施されています。
この破壊力満点のドラムンベース展開でゲンツキのボーカルを聴きたいという思いが募る中、ここではサンプリングされたボーカルが限定的に登場するのみで、ボーカルは参加しません。
聴き手の心を熟知したDJ Shimamuraの焦らし演出、憎いです。
キックの連打で煽った後、2:19からは二番に突入。
ここで一旦ベースが姿を消し、シャキシャキしたリズムが響く展開に。
一旦空気をリセットした上で再度加速させていき、2:29から二番のサビに入るのですが、ここでは一番の時と異なり重低音ベースが参加!
しかし、何と!リズムのパターンがここではダブステップ系にチェンジ!
リズムのパターンを切り替えることにより雰囲気を入れ替えてしまうテクニック、そして一番とはまた違ったテイストにより飽きさせない展開を作り出すセンス、凄いです。
2:50からは再びブレイクへ。
ここでは雰囲気がさらに一転し、SEとシンセが生み出すスペーシーな世界が広がります。
このスページ―な世界の中、「ゴー!レッツゴー!金閣寺 天上天下唯我独尊」のフレーズがスタート。
そこから、リズムと音階を上げて行くメロディーとキックの連打が加わり、加速度的に盛り上げて行きます。
最高潮に達したところで、「壊したいんだろ?」で大胆に音を抜いてアクセントを付けた後、遂にクライマックスへ!
かけ合うように鳴る二種類のうねるベース、バシッと響くハードなビート、そして疾走感溢れるゲンツキのロックなボーカル、最高の素材で構成された最強のグルーブ感が全身に襲い掛かります!
待ちに待った展開の登場でテンションも最高潮!
失神間違いなしです。
そして、ラストの部分の4:03では最後の見せ所として「答えはそこだ!」のフレーズを思いっきり浮き立たせて、ビシッと締めくくります。
最後の最後に一番の見せ場を用意するDJ Shimamuraの拘りっぷり、もう脱帽です。
エンジン全開のロックビートで飛ばすロックナンバーを、ロックテイストを取り入れたドラムンベースで新たに再構築し、新しい音世界を提示したキンカクジ (DJ Shimamura’s D’N’B Remix)、新たなスタイルで新境地を切り開いた’Mixmaster’DJ Shimamuraの、幾重にも張られた伏線と、丹念に練り込まれた技巧の数々、その匠の妙技にも触れてみて下さい。
SUPER SHOT4オフィシャルサイトではキンカクジ (DJ Shimamura’s D’N’B Remix)を使用したSUPER SHOT4 プロモーション ムービーの視聴も行っています。詳しくはwebサイトをご覧くださいませ。
◆SUPER SHOT4 オフィシャル サイト◆
http://shot-music.com/shot007/supershot4/

SUPER SHOT4ジャケット表一_Blog用
リミックスアルバム『SUPER SHOT』シリーズの最新作『SUPER SHOT4』収録曲の詳細レビュー、大変遅れておりますが、本日も1曲ご紹介させて頂きます!
今回、その魅力を詳細にお伝えするのは7曲目に収録されているChange&Chance! (JAKAZiD’s Noble☆Rework)です!
07 Change&Chance! (JAKAZiD’s Noble☆Rework)/榊原ゆい
『のーぶる☆わーくす』オープニング主題歌

『天神乱漫 -LUCKY or UNLUCKY!?-』他のヒットゲームを世に送り出してきたヒットゲームブランドゆずソフト
2010年12月24日にそのゆずソフトから発売され、大ヒットを記録した『のーぶる☆わーくす』
このゲームの主題歌は、『天神乱漫 -LUCKY or UNLUCKY!?-』オープニングテーマ曲「メチャ恋らんまん☆」をはじめ、歴代のゆずソフトの作品の主題歌を歌ってきた榊原ゆいさんが小悪魔的に迫るアッパーなパーティーチューン「Change&Chance!」
ポップさ満載のオリジナル・バージョンを聴いた時、榊原ゆいさんのボーカルを生かしたリミックスにしたいと思いました。
また、オリジナル・バージョンの完成度が非常に高かったので、正攻法で攻めるのではなく、違った角度から切り込み、新しい世界観を提示したいと考えるようになりました。
そんな中、『SUPER SHOT』に収録された『夜明け前より瑠璃色な -Moonlight Cradle-』オープニングテーマ曲「深青Philosophy」のリミックスや、『ULTRA RELOAD Vol.1 feat. あかべぇそふとつぅ』に収録された『魂響』オープニングテーマ「魂響」など、数々の名リミックスを生み出したUKのアーティストJAKAZiDがリミキサーの候補として浮上。
彼は「DJ SHIMAMURA : ESSENTIAL WORKS」で榊原ゆいさんが歌う『オーガストファンBOX』主題歌「jewerly days」のリミックスも手掛けています。
海外直伝のダンスミュージックサウンド、オリジナル・バージョンの哲学を的確に消化した世界観、そして榊原ゆいさんの魅力を引き出したリミックスに仕上げるのは彼しかいないと考え、「Change&Chance!」のリミックスをオファー。
出来上がってきたリミックスを聴いた瞬間、その期待は揺るぎない確信へと変りました!
6曲目のAsphodelus (Liquid Bass Mix)が深遠な世界へと溶け込むように消えて行った後、その深い世界から弾けるように飛び出す軽快な高速ブレイクビ―ツ。
Change&Chance! (JAKAZiD’s Noble☆Rework)の幕開けです!
シャキシャキと響くブレイクビ―ツに、調子を取るように左右でリズミカルに鳴るSEが絡むという、完全クラブフロアー仕様のサウンドでスタートしたChange&Chance! (JAKAZiD’s Noble☆Rework)、0:11からは榊原ゆいさんのボーカルのサンプリングが浮かび上がってきて、そこに予兆的に飛び出すハードコア・ベースも加わりイントロを彩ります。
ドラムロールで盛り上げた後、0:22で響くキックを合図にハードコア・ベースがグイグイと引っ張っていく展開がスタート!
0:22までのリズム展開とそこからのベース展開、クラブでのDJプレイを完全に意識したこのイントロ、完全なクラブ・トラックとして生まれ変わっています。
また、榊原ゆいさんの「Get! Change&Chance!」の掛け声でグルーブ感を出すというJAKAZiDの何気ないテクニックがしっかりとそこに差し込まれています。
キックの連打とドラムロールで盛り上げた後、0:44から榊原ゆいさんのボーカルがスタート。
少しタイトに絞ったUK Hardcoreトラックの上で踊る榊原ゆいさんのボーカル、クールでカッコ良さ満載のサウンドに自然と体が動き出します。
サビの前となる1:20では一旦キックが消え、その後にドラムロールとシンセで盛り上げて行き、1:33からサビで爆発かと思いきや!何とここでリズムが完全に消え、雄大に広がるシンセで覆われたゆったりとした別世界が出現!
この発想、この驚愕の展開、さすがです!
幾重にも重なったシンセの中で響く榊原ゆいさんのボーカルが、昇天空間を生み出します。
1:45の「生まれ変われるから」と歌い終わった瞬間、小刻みに鳴るリズムが再開。
このままグイグイと行くのかと思いきや、1:56からはリズムがブレイクビ―ツに変化し空気が変化。
そして、ここでJAKAZiD節と呼べる激しく音階を移動するシンセが登場。
今後の展開を予兆させるシンセの登場に心が湧きたちます。
シンセの音が大きくなり、動きも徐々に激しくなり、2:07からはキックとベースが追加され、それぞれでリズムを激しく刻みながらペースアップしていき、2:18で爆発!
ソリッドなビート、グルーブ感溢れるベースの中、シンセが心地よく泳ぐこの展開、海外直系の完璧なクラブサウンドがここで開花します!
2:40からは一番のサビが再度登場。
疾走感溢れるリズムとベースが完璧に出揃っている状態の中で響くキュートなボーカル、心が湧きたちます。
3:02には一番のサビが終了し、最初の間奏に。
そして、JAKAZiDのもう一つの代名詞であるピアノがここで登場。
シンセのメロディーに呼応するかのように、エレガントに響くピアノ、まるで聴き手を焦らすような登場の仕方、計算され尽くされたJAKAZiDのセンスには脱帽です。
3:25からは二番がスタート。
ここで、これまで出ていなかったトランシーなシンセが登場。
一番とはまた違った雰囲気が醸し出されます。
徐々にサビに向かってトランスシンセが厚みを増して行き、3:51からのサビでは疾走感と壮大さがミックスされた、極上の世界が出現。
しかも、4:03からはそこに激しく動くシンセが追加され、華やかさがさらに追加。
この個所の心地よさ、最強です。
また、聴き手を飽きさせないよう、一番としっかりと差別化するというJAKAZiDのこころ配り、本当に凄いです。
4:15からは激しく動くシンセがそのままメインを引き継ぎ、間奏を華やかに盛り上げます。
このまま突き進むかと思いきや、4:25からはシンセが消えて行き、ベースが流行りのダブステップ~エレクトロ風に変化。
その盛り上げが最高潮に達したところで、リズムが一旦完全に消え、小ブレイクに突入。
静かな空間の中、囁くように歌う榊原ゆいさんのボーカルが心に響き渡ります。
そして、4:59からはリズムが再び鳴り始め、ドラムロールで一気にテンションを最高潮にまで高め、最後のクライマックスへと突き進みます。
しかも、クライマックスの大サビでは、二番でのトランス展開に加え、さらにピアノも追加!
もうこれ以上ない、極彩色に輝く至高の世界に昇天必至!
ちなみに、この最後の大サビはオフィシャル・サイトの試聴音源からは外れているので、この極上空間はCDで体感して下さい。
オリジナル・バージョンのテンションを残しつつ、哀愁メロディーをフォーカスした斬新なリミックスにより新しい世界観を提示したChange&Chance! (JAKAZiD’s Noble☆Rework)/榊原ゆい、海外のクラブの空気を完璧に再現しつつ、聴き手を飽きさせないように細かいテクニックを散りばめたJAKAZiDのテクニックと非凡なセンスも体感して見て下さい。
SUPER SHOT4オフィシャルサイトではChange&Chance! (JAKAZiD’s Noble☆Rework)の一部試聴も行っています。詳しくはwebサイトをご覧くださいませ。
◆SUPER SHOT4 オフィシャル サイト◆
http://shot-music.com/shot007/supershot4/

SUPER SHOT4ジャケット表一_Blog用
SHOT MUSIC発のリミックスアルバム『SUPER SHOT』シリーズの最新作『SUPER SHOT4』収録曲の詳細レビューですが、また止まっていました。
大変申し訳ございません!
発売後になってしまいましたが、改めて書き上げて行きたいと思っております!
引き続きまして宜しくお願い致します!
今回、詳細レビューで取り上げるのは6曲目に収録されているAsphodelus (Liquid Bass Mix)です!
06 Asphodelus (Liquid Bass Mix)/Ceui
『穢翼のユースティア』 オープニングテーマ

『月は東に日は西に ~Operation Sanctuary~』『夜明け前より瑠璃色な』『FORTUNE ARTERIAL』ほか、大ヒットゲームを次々に生み出してきたゲームブランドAUGUSTが、2011年4月28日にリリースした意欲作『穢翼のユースティア』
これまでAUGUSTが手掛けてきたゲームのストーリーの根底に流れていた「明るく楽しい雰囲気」とは全く異なり、退廃的な世界観をベースにした、シリアスかつハードなストーリーを盛り込んだ『穢翼のユースティア』。
このゲームのオープニングテーマである『Asphodelus』(アスフォデルス)は、ゲームの持つ荘厳な世界観を緻密なサウンドワークで表現したシリアスで、ファンタジックなナンバー。
三拍子をベースにし、Ceuiさんの透き通ったボーカルと、ストリングとコーラスがどこまでも広がっていくこの「Asphodelus」を聴いた時、緻密さと難解さが半端なくてダンスミュージックにリミックスするイメージが正直なところ全く沸きませんでした。
聴けば聴くほど、オリジナルの世界観を上手く表現したダンスミュージックに仕上げるのは不可能だと考えるようになりました。
色々と悩んでいる中、『穢翼のユースティア -Original CharacterSong Series- EUSTIA』で、ヒロイン ユースティア・アストレアのキャラクターソング「空種-そらたね-」を聴いたところ、ゲームの世界観を完璧に表現した曲調に感動しました。
この「空種-そらたね-」を制作したのは斉藤広祐ことkors k
「空種-そらたね-」で『穢翼のユースティア』の世界観を熟知したkors kであれば、「Asphodelus」の世界観をリスペクトしたダンスミュージックに仕上げてくれると考え、リミックスの制作を依頼しました。
これまで様々なジャンルに挑み、その鬼才っぷりを満天下に知らしめていたkors kが、史上最大の難曲「Asphodelus」をどのように仕上げたのか。
本気でもう待ちきれません!
5曲目のKaleidoscope (Magical club Remix)が華やかなフィナーレを迎え、その余韻を冷ますかのように訪れるひと時の静寂。
その静寂の闇の中から、ゆったりと輪郭を浮かび上がらせるサウンド、Asphodelus (Liquid Bass Mix)が遂にその姿を現しました。
心臓の鼓動を連想させる音が響く中、森の中で蠢く鳥や狼を思い起こさせる効果音と、厳かに響くシンセのメロディーが溶け合い、目の前に深遠な世界が広がります。
0:20からはシンセが追加され、徐々に、なおかつ確実に音の厚みが追加。
0:30からはAsphodelusを印象付けるコーラスが出現しますが、ここではあえて全てをさらけださず、ノイジーなSEと絡めながら途切れ途切れで出す絶妙なテクニックによって、じりじりと焦らします。
期待感を上手く煽るこの引っ張り方、絶妙です。
シンセで徐々に高めて行った後、0:38になりリズムが遂にスタート!
聴き手の心をガッチリと捉える策士kors kの巧みな演出に心が沸き立ちます。
残響するリズム、上空を旋回するメロディー、徐々に高まっていくサウンドでぐっと気分を高揚させた後、1:16でメインのメロディーと共にこの曲を印象付ける低く唸るベースが出現!
メロディーの出現と共にコーラスもスタートし、至高の世界が一気に花開きます。
しかし、まだここではボーカルは始っていません!
メロディーとリズムで一つの頂点を形成した後、1:36になりここでやっとCeuiさんのボーカルが遂にスタート!
ここまでの焦らし方、持っていき方、kors kの卓越したセンスが炸裂します。
ボーカルがスタートすると音数が少し減り、ボーカルが浮き出る展開に。
唸るベースが低音部分をしっかりと固める中、六拍子のリズムに澄みわたったCeuiさんのボーカルが響き、心地よさはもう別天地!
そして、うねるベースと、ビビットなシンセを合いの手のようにそれぞれ相対峙させることにより、絶妙なグルーブ感が生み出されます。
しかも、このシンセ、出るタイミングが微妙に変化しているという究極のこだわりっぷり!
ミクロ単位で施されたテクニック、この緻密に練り込まれた技には、もう脱帽です。
その後、細かく切り刻まれたリズムとシンセで盛り上げて行き、一拍あけたあと、2:20から最初のサビに突入。
左右に広がった壮大なシンセと、低くうねるベースで生み出された音の海の中、Ceuiさんのボーカルが心地よく泳ぎだします。
また、ボーカルに対して、合いの手のようにピアノを鳴らすことによって絶妙なグルーブ感を生み出すという、絶品のテクニックがここでも炸裂。
さりげなく差し込まれている高度なテクニック、本当に凄いです。
サビの最後のドラムロールと「光の景色へ」という歌詞がマッチし、最初のクライマックスを迎えます。
この部分の心地よさ、もう最強!
その後間奏に入り、kors k節とも言えるシンセによる浮遊感溢れる展開でテンションをキープ。
その後、二番がスタート。
ここでは一番と異なり、ベースとビビットなシンセを同時に鳴らし分厚い空間を作り出し、ピアノの調べで構築された静かな空間が合いの手のように交互に繰り返されます。
コントラストをはっきりすることにより、より強いグルーブ感を生み出すという、kors kの深謀な企てがここに差し込まれます。
グルーブ感を強化し、期待感を煽りながらこのままグングン加速して盛り上げていくのかと思いきや、3:31からは一転して、徐々に音が静かになっていくクールダウン展開に。
オリジナルとは異なった展開に、胸を時めかせながら聴いていると、徐々に音が減って行き、3:48にはベースも完全に消えます。
そして、そこからドラムロールでグッと持ち上げてからサビで大爆発!
サビでの爆発をより激しくする為に、前の部分を作為的に落とし、その落差で昇天させるという展開、見事です。
しかも、二番のサビを詳しく聴くと、いつの間にかリズムが4つ打ちに!
それに合わせベースの鳴り方も変化させるなど、kors kの盤石のテクニックが完全バックアップ!
ここでまさかの4つ打ちの出現、本気で凄すぎて言葉を失いました。
サビのあと、六拍子のリズムに戻り、低くうねるベースとシンセで構築された空間の中、コーラスが響き渡る極上空間が広がります。
4:47からはベースが消え、一転して静かな展開へ。
雰囲気を徐々に高めて行き、一呼吸を置いてから5:10で最後のクライマックスへ突入!
この高め方、もう絶品です。
しかも、サビの一番最後のクライマックスではベースが一旦姿を消し、ドラムロールで煽るという、今までになかった演出が施され、よりドラマティック盛り上げます。
最後の最後、ギリギリのところにまで盛り込まれたこの拘り、本当に凄すぎです!
オリジナル・バージョンの持つ荘厳で繊細な世界観をインテリジェンス溢れるサウンドワークとドラマティックな展開で見事に表現したAsphodelus (Liquid Bass Mix)/Ceui、ダンスミュージックの醍醐味と独自の解釈も見事に提示し、さらには全ての個所に変化を付けるというkors kの拘りっぷりと鬼才っぷりもじっくりと味わって下さい。
SUPER SHOT4オフィシャルサイトではAsphodelus (Liquid Bass Mix)の一部試聴も行っています。詳しくはwebサイトをご覧くださいませ。
◆SUPER SHOT4 オフィシャル サイト◆
http://shot-music.com/shot007/supershot4/

SUPER SHOT4ジャケット表一_Blog用
美少女ゲーム史上最強のリミックスアルバム『SUPER SHOT』シリーズ最新作『SUPER SHOT4』ですが、遂に発売日を迎えました!
発売日を無事に迎える事ができましたこと、ゲームメーカー様、関係者様、アーティスト様に深く感謝申し上げます。
ところで、大変申し訳ございません!
『SUPER SHOT4』収録曲の詳細レビューですが、発売一週間前の時点で完全に止まっていました。
発売後になってしまいましたが、ここで改めて書き上げたいと思います!
今回、詳細レビューで取り上げるのは5曲目に収録されているKaleidoscope (Magical club Remix)です!
05 Kaleidoscope (Magical club Remix)/霜月はるか
『星空のメモリア Eternal Heart』オープニングテーマ

大ヒットを記録した『星空のメモリア -Wish upon a shooting star-』『いろとりどりのセカイ』を生み出したゲームブランドFAVORITEから『星空のメモリア -Wish upon a shooting star-』のファンディスクとして2010年1月29日に発売された『星空のメモリア Eternal Heart』
『星空のメモリア -Wish upon a shooting star-』に登場する各キャラのアフターストーリーなどが収録されたこのゲームのオープニングテーマは、霜月はるかさんが清涼感たっぷりに歌う「Kaleidoscope」
ところで、『SUPER SHOT』シリーズでは、2010年6月25日にリリースした『SUPER SHOT2』『星空のメモリア -Wish upon a shooting star-』』オープニングテーマ「Eternal recurrence」をリミックスしました。
「Eternal recurrence」はエレキギターを印象的に使用した哀愁溢れるメロディーで迫るロックサウンドであるのに対し、「Kaleidoscope」は吹き抜ける風のような爽やかなメロディが心に響き渡るポップチューン。
『SUPER SHOT2』に収録された「Eternal recurrence」ではkors kがアグレッシブなハイパーテクノにリミックスしましたが、「Kaleidoscope」を聴いた時、この原曲の爽やかさを生かしたリミックスに是非したいと思いました。
ポップでキャッチーなサウンドが得意なアーティストといえば、世界を舞台に活躍するM-Project氏。
M-Project氏はスペイン・バルセロナ発祥のダンスミュージックであるMakina(マキナ)をメインとしていますが、最近はスカウス ハウス他、様々なジャンルを手掛けています。
「Kaleidoscope」のリミックスに際し、M-Project氏と話したのが、原曲重視路線。
爽やかな曲はリミックスが意外と難しく、しかもオリジナル・バージョンのBPM(1分間における拍の数=数字が大きいほどリズムが速い)が160前後と結構速いこの曲に対し、M-Project氏は爽やかさ満載のユーロ・ポップにリミックスしました!
4曲目のArtemis Blue (ALR Remix)が終わり、クールな余韻が閉じ切ったところで、軽快なピアノが鳴り、Kaleidoscope (Magical club Remix)が足取り軽やかにスタート!
オリジナル・バージョンへのリスペクトを込めた今回のリミックス、オリジナル・バージョンと同じ出だしでありながら、ピアノ以外の音を削ぎ落としたシンプルな構成によって、クラブミュージックならではのタイトな空間を演出します。
0:12からはリズムとベースがスタート。
ビシっと鳴るシャープなリズムと、小気味良く耳に響くベースで、極上のグルーブ感が創出。
何気なく鳴っているリズムとベースですが、そこは世界で活躍するM-Project!
世界標準の完全海外仕様のリズムとベースがしっかりと差し込まれています。
一瞬リズムが消え、ピアノだけが鳴る展開でアクセントを付けた後、0:24に響くキックを合図に霜月はるかさんのボーカルがスタートし、本編が幕を開けます。
シャープに鳴るリズムと小気味良いベースがグルーブ感を生み出し、駆け抜ける疾走感が出現。
その疾走感溢れるサウンドの中、霜月はるかさんのボーカルが絶妙にシンクロし、ポップなサウンドが胸一杯に広がります。
この爽快感、そして心地よさ、半端ないです。
1:00にリズムがぐるっと回った後、サビに突入!
ここからは、ここまでの疾走感に加え華やかさが追加!
眩いばかりに輝く空間が目の前に大きく広がります。
虹色に光輝く音のシャワーが降り注いでくるような、そんな錯覚に陥るサウンドで、心が湧きたちます。
一番の最後となる1:37の個所で、今後の展開の布石となるようなM-Projectらしいメロディーが一瞬こっそり出現。
一瞬だけに、とても気になります。
1:44から歌の二番に突入。
二番でも爽快感と疾走感は健在!
強くアピールする訳ではなく、知らず知らずのうちにハマらせるという、M-Projectの絶妙なマジックによって、心地よいリズムが全身へ刷り込まれて行きます。
この辺の上手さ、巧妙さ、本当に凄いです。
そして、二番が終わった2:59からM-Project節全開のシンセメロディーが降臨!
伸びやかに歌う霜月はるかさんの歌からバトンを受けたシンセのメロディ、爽快感と疾走感をキープしつつ、クラブサウンドのテイストが絶妙に混じり合った、これ以上ないようなヘブン・ワールドが出現!
昇天間違いなしです。
しかも、このまま一気にクライマックスに駆け上がるかと思いきや、3:23からは一転して静かなサウンドへ。
ギターの音色が静かに奏でる中、歌いかける霜月はるかさんのボーカル、とても心地よいです。
そして、「流れ星に…」の歌い終りと共に広がりのあるSEとキックが鳴り、一呼吸置いたあとで、一斉解放!
一呼吸置くことによって気持ちを高まらせ、怒涛のクライマックスに持って行くというM-Projectの秘策によって、心も体も絶頂を迎えました!
オリジナル・バージョンへのリスペクトを込めて制作されたKaleidoscope (Magical club Remix)、オリジナルの持つ世界観を完璧に表現したM-Projectによるドリーミーなリミックス・ワークと共に、さりげなく差し込まれた完全海外仕様のクラブ・サウンドの数々にも触れてみて下さい。
SUPER SHOT4オフィシャルサイトではKaleidoscope (Magical club Remix)の一部試聴も行っています。詳しくはwebサイトをご覧くださいませ。
◆SUPER SHOT4 オフィシャル サイト◆
http://shot-music.com/shot007/supershot4/

SUPER SHOT4ジャケット表一_Blog用
『SUPER SHOT』シリーズ最新作『SUPER SHOT4』の発売まで残りあと6日!!
発売まで残り一週間を切りました『SUPER SHOT4』収録曲の詳細レビューですが、発売間近となってきましたのでモリモリ書き上げたいと思います!
今回、詳細レビューで取り上げるのは4曲目に収録されているArtemis Blue (ALR Remix)です!
04 Artemis Blue (ALR Remix)/Barbarian On The Groove feat. 真理絵
『アルテミスブルー』主題歌

あかべぇそふとつぅの姉妹ブランドであるあっぷりけ -妹-から2011年2月24日からリリースされた美少女ゲーム『アルテミスブルー』
西暦2060年代の初頭の『空』を舞台にしたこのゲームの主題歌「Artemis Blue」Barbarian On The Grooveが手掛けた爽やかさと、切なさが絶妙にブレンドされたポップ・チューン。
この「Artemis Blue」を聴いた時、この曲にクラブ・ミュージックのテイストを吹き込み、新しい世界観を提示してみたいという衝動に駆られました。
オリジナル・バージョンのBPM(1分間における拍の数=数字が大きいほどリズムが速いことを意味しています)が122前後。
ハウスのBPMが一般的に120前後なので、ハウス~エレクトロ辺りにリミックスするのがベストだと考えました。
そこで、色々なハウスの曲を聴いていたところ、『enigmaticLIA4-Anthemical Keyworlds-』に収録されていたSaya’s Song(ALR Remix)が大変素晴らしくて、是非こういうテイストでリミックスを制作したいと思いました。
トライバル系のリズム・ワーク、往年のDEF MIXを彷彿とさせる華麗なピアノなど、ハウスの心地よさを網羅したこのリミックスを制作したのは、Alstroemeria Recordsを率いるMasayoshi Minoshima氏。
Masayoshi Minoshima氏はREDALiCE氏と組んだユニットRAMMでアニメ「バトルスピリッツ覇王」のOP主題歌を制作したり、2011年11月23日に行われた「ANIMAX MUSIX 2011」に出演するなど、非常にダイナミックな活動を展開されています。
そして、今回Artemis Blueのリミックスを快く受けて頂いたMasayoshi Minoshima氏、SHOT MUSIC初登場となるそのサウンドで「Artemis Blue」がどう変るのか、想像しただけで興奮してきます!
前曲恋の試練 (dupli-mix)の軽快なサウンドが終わると共に訪れた静かな空間。
その静寂の空間の中から、ゆっくりと浮かび上がってくるシンセのメロディー。
Artemis Blue (ALR Remix)の幕開けです。
浮かび上がってきたトランス系のシンセは徐々に音量を上げていき、左右へとその優雅な翼を広げて行きます。
シンセが大きく左右に広がったところで、0:15からベースとリズムがスタート。
耳の奥にまで響く重いキック、心地よい響きを奏でるグルーブ感満載のベース、海外の最先端ハウス仕様の重低音サウンドがここでいきなり飛び出します。
重いキックとベースでグルーブ感を出しつつ、折り重なった分厚いシンセで空間を創世し、高いところを旋回するSEで臨場感を煽るという、Masayoshi Minoshimaの類稀なるセンスが遺憾なく発揮された展開に、早速鳥肌が立ちました。
0:45からは真理絵さんのボーカルがスタート。
クールでスタイリッシュな音空間は変わることなく、心地よく突き進んで行きます。
ひたすらクールに突き抜けて行くMasayoshi Minoshimaワールド、本気でカッコ良いです!
しかも、最先端のハウストラックのグルーブ感と真理絵さんの歌世界の相性が驚くほどバッチリで、両者が絶妙に混じり合いながら極上の世界を紡ぎます。
そして、1:31から最初にサビに入った瞬間、ベースとリズムが消えて分厚いシンセが果てしなく広がる世界が目の前に広がります。
その至高の空間の中、真理絵さんの歌声が響くという天国空間が登場。
サビの個所であえてリズムを無くし、歌声を聴かせるという技巧、Masayoshi Minoshimaのセンスが冴えまくっています。
1:47からはリズムがスタートしますが、ベースは引き続き鳴ることなくフロアーライクな雰囲気で引っ張って行きます。
そんな中、驚愕の展開が出現!
サビの歌い終わりのところでグルーブ感を増したベースがスタートし、真理絵さんの歌の最後の「を」を引き延ばしてその音階でグルーブを生み出すという、極上の展開が登場します。
ボーカルを上手く使ってクールなグルーブ感を巧みに演出するテクニック、凄すぎです!
※ここの個所はサイトの試聴からは外れています。
2:31からは二番に入り、最先端のハウスサウンドが引き続き展開。
この部分のグルーブ感、クールでスタイリッシュで本当に心地良いです。
しかも、疾走感を維持するため、二番では大きな変更は行わず、そのままの展開がキープされます。
そんな中、二番の終了と共に3:32からはリズムが一旦消え、ベースとシンセが奏でる空間が出現。
そこからサビに向かって行く際、盛り上げていくのではなく、逆に徐々に落として行き、最後は一旦完全に音が途絶えます。
そこから「目の前に青く広がる」の台詞と共にシンセが一挙に花開き、4:07のキックを合図に一挙にクライマックスへ!
聴き手の気持ちを焦らし、あえて逆に下げることによってその後の盛り上げを大きくするという演出、そのセンスの凄さに脱帽です!
ところで、『SUPER SHOT』シリーズでは、各トラックごとにジャンルやテイストを分析・研究し、海外のクラブトラックを参考音源としてスタジオに持ち込み、最後の仕上げであるトータルマスタリングを行っています。
今回のArtemis Blue (ALR Remix)のマスタリングに際し、重低音の響き具合のお手本にしたのがExacta & Kate Elsworthの「Bow And Arrow」。
ハウスサウンドの殿堂的なスタジオであるNYのBass Hit Studioで生み出された重低音(ミックスのエンジニアはかの有名なDave Darlington)を参考にしてマスタリングしました。
その為、他の曲に比べ重低音の出方が強く、音の出ている帯域も違うと思います。
その辺の違いも楽しんで頂けると幸いです。
世界最先端のハウスにリミックスされ、全く別のトラックへと華麗に生まれ変わったArtemis Blue (ALR Remix)、新たに提示された世界観と共に、Masayoshi Minoshimaが奏でる至高のサウンドで、海外のクラブミュージックのテイストと“いま”を存分に体感して下さい。
SUPER SHOT4オフィシャルサイトではArtemis Blue (ALR Remix)の一部試聴も行っています。詳しくはwebサイトをご覧くださいませ。
◆SUPER SHOT4 オフィシャル サイト◆
http://shot-music.com/shot007/supershot4/